ヒブワクチン(アクトヒブ)について
ヘモフィルス インフルエンザb型菌による髄膜炎を予防するヒブワクチン(アクトヒブ®)は2013年4月から定期接種となりました。
アクトヒブ(hibワクチン)の接種時期
アクトヒブは生後2か月以上、5歳未満で接種できます。生後2か月を過ぎたらなるべく早く接種を開始したほうがよいです。
接種時期によって回数が異なります。
生後2か月以上7か月未満は、初回を3回、追加免疫を1回
生後7か月以上1歳未満は、初回2回、追加免疫を1回
1歳以上5歳未満は、1回接種のみです。
初回接種は通常は3回となりますが、4〜8週間隔で皮下に注射します。追加免疫は初回接種のおおむね1年後に接種します。
2012年12月追記
ヒブワクチンの接種間隔が変更になりました。
これまで追加免疫は
初回免疫終了後おおむね1年の間隔
でしたが
今後は
初回免疫終了後7〜13か月の間
となりました。
接種を希望される方の中から三種混合ワクチンと重なるので大変と言われましたが、このワクチンは三種混合ワクチンや肺炎球菌ワクチンと同じ日に接種することができるため、負担を考えると三種混合ワクチンと同じ日に接種してしまった方が良いと思います。
(いわゆる冬に流行するインフルエンザワクチンとは異なります)。
私自身はヒブの髄膜炎により亡くなった方の診療もしたことがありますし、後遺症の残った方の診療もしております。ヒブによる髄膜炎は悲惨です。生後2か月になったらまず接種しましょう。
ひきた小児科クリニック 電話0277-44-3040
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